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山蛭(ヤマビル)が森の里を襲ってきます
(危機的状態であることを早く理解して頂きたい)

  昨年(2006年)から、七沢森林公園などで、ヤマビルの被害が相次いでいます。
ヤマビルとは何ぞやという方もいらっしゃると思いますが、相対するとなぜ問題にしているか分かると思います。 平たく言うと、山に住む吸血蛭です。割と知られている血吸い蛭が川や池に住むのに対し、ヤマビルは草地の 落ち葉の影などに潜む、陸の小さな怪物です。
 ヤマビルそのものを見ただけでは本当の恐怖は分からないかもしれません。自分の家の庭を歩けない、そういうことが 起きるかもしれません。是非、このページの内容をよく読んで、自分自身が対応するだけでなく、 行政に働きかけるなどいろいろと対策を考えて頂きたいと思います。
 情報が揃ってからと思っていたら、被害が進むばかりとなっています。とりあえず、持っている情報を載せます。 順次更新していきますので、期待下さい。
(未作成のページへのリンクには、「(作成中)」と書いています。リンクエラーとなりますが。)

<ヤマビルニュース>
・2007年10月04日 ヤマビルニュースを届けます。まだまだいるヤマビル
・2007年10月17日 とうとう、警報を取り下げることにしました。


公園に案内されているヤマビルの説明
・山蛭(ヤマビル)とは(下の文章にリンクします)

・森の里における山蛭(ヤマビル)の状況(製作中です)

・ヤマビルに備える方法(製作中です)
 オーナが何度も被害にあった経験を生かして、対策を説明します。実践的です。
・ヤマビルの本当の怖さ(製作中です)
 吸い付かれることが本当の怖さではありません。忍び寄る恐怖があります。
・ヤマビル写真集(製作中です)
 私の血を吸ったヤマビルの写真や、生態を写した動画が見れます。

山蛭(ヤマビル)とは
(生態)
 ヤマビルは、元々山奥に生息していました。最近の山林の開発や鹿などの動物の活動により、 より住宅の近くに進出しており問題となっています。森の里地区も、2006年度の夏、元々、大山や 白山の山奥にいたヤマビルが、七沢自然公園や上古沢緑地に広がってきています。
 上記の「公園に案内されているヤマビルの説明」も参照下さい。

(形態)
 大きさなどは、蛞蝓(ナメクジ)と同程度で頭とお尻に吸盤があります。吸盤で自分の体を固定しながら 動物の体、落ち葉等を這って移動します。吸盤には、相手の皮膚を破って、血を吸う力があり、さらに、 その部分を麻痺させ、相手に血を吸われている事を気付かせない能力も持っています。
形状は、ヤマビル写真集に写真等を掲載しますので、 ご参照下さい。

 2006年初秋に愛犬セリオスに付いて、当家の玄関まで付いてきた個体とその後発見した私の靴に付いていた 個体を撮影した写真です。コントラストが強くて分かり難いですが、生(動画)で見るとおぞましい風景となります。 ヤマビル写真集に動画も載せています。


(何が困るか)
 まず言える事は、野原を散歩していて、自分の足に吸い付いてくること(気持ち悪い)。それから、血を吸われたら、 なかなか血が止まらない。さらに、稀に感染症の記録も報告されている。
 次に困るのが、愛犬などのペットも被害を受けること。特に、散歩の途中で、可愛い愛犬を抱っこする方を見かけます。 抱っする前に、愛犬の足を確認して下さい。七沢森林公園を歩いた愛犬は、10中6〜7の愛犬に吸い付いています。
 もっと困ることがあります。それは、自宅にまでくっ付いてきて、繁殖する可能性があることです。 私自身、自宅の中に落ちたことを気付かずに乾燥した個体を見たことがあります。 血を吸った個体が庭先に落ちたらサア大変です。

(どうすれば良いか)
 説明会などで紹介しない対策は、ヤマビルに備える方法で説明します。
 まずは、一般論を説明します。6月から9月の間に雨が降ったら、森林では、ヤマビルが襲うと思ってください。 その為に、森林に行くときは、備えをしてください。まずは、足元で、草木が触れる場所は、皮膚を露出しない。 草木が生えた湿った場所を通ったら、足元を確認する。長靴などは、短い時間で乗り越えて、足にくっつきます。
 若し、吸付いたらたら、力任せに取り除いてください。手にくっ付くかも知れませんが、弾いて下さい。
 血を吸ったヤマビルは、繁殖します。すぐ、殺してください。足で踏んでも死にません。 スコップなどで、裁断してください。気色悪いし、躊躇を感じる必要はありません。

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