2008年 5月17日〜21日 ブログトップ

2008年5月のブログ
 5月17日から父の納骨(50日祭)の為に帰省しました。 合わせて、固定資産の相続登記も実施しました。 不思議なことに、道中から手続きまでいろいろと面白いことがありました。 ここに記載する内容は、別に記載した"他山の石"ではありません。 ただ、面白い事象を私なりに纏めた内容です。 面白おかしくで読んで頂ければと思います。 勿論、登場する交通機関などでは、参考にして頂けるかも知れませんが。
 固定資産税の手続きの話は多少異色な内容なので、後半に記載します。 お楽しみ下さい。

【5月17日長崎に出発】
 自宅からバイクで本厚木駅まで出て、無料駐輪場に駐輪。 小田急、相鉄と乗り継いで、横浜駅から京急に乗り換える所から始まります。
 京急線の特快は、扉の前のホームに並ばずに両側に並んで、出る人の便宜を払っている。 つまり、電車が止まって扉が開くと、降りる乗客の前は開いていて、乗ろうとする客は両側に並んでいるという具合です。 今から乗ろうと、左側列の先頭に並んでいました。 そこに、並んでいる人を無視して、両列の真ん中の先頭におばさんが来ました。 説明が不足しているのか、おばさんが常識を知らないのか。 皆さんはどう思いますか。
 空港に着いて、お土産を買い、出発ロビーで待っていました。 出発時刻が近づいてきたら放送が。 「飛行機を点検したところ修理が必要と分かったので、新しい飛行機を準備します。 45分ほどの遅れとなります。ご了承下さい。」とのこと。 『新しい飛行機』を準備するんだって。別の飛行機では無く、慌てて製造するのかな。(^o^)
 長崎空港に着いてから、路線バスに乗って長崎駅へ向かいました。 付いたバスターミナルに下りるとそこに待合室がある。 その待合室に入ったら、地下道に通じる階段しかないではないですか。 つまり、その待合室からは地下道を通らないと出口に出れないというのです。 周りを見たら、皆そのままバス道を歩いて外に出ているではないですか。 慌てて、後を追いました。
 バスターミナルから長崎駅に移動し、JR長与線に乗る段取りの話しです。 駅の掲示を見ると市布線が30分ほど遅れていました。 駅員を捕まえて、長与線は遅れないのかと聞くと、「○○駅で事故の為、遅れないと思います」との回答。 知らない駅を言われても理由が分からないし、「思います」の回答では信じて良いやら分からない。 でも、長与線は予定通りに出発して一安心。
(長崎での出来事は後にして)
【5月21日長崎から神奈川に戻る道中】
 道ノ尾から長崎駅に出て、空港行きバスターミナルで800円の切符を券売機で買おうとした。 1000円札を入れると、「金額を押してください」と言ってお札が戻ってくる。 ではと、金額ボタンを押しても何とも変わらない。 バスの出発時刻が近いので慌てる。 3回ほど繰り返してから、窓口に行くと、「券売機はこちら」と言われる。 症状を説明しても理解してもらえない。 良く見ると多少時間があったので、詳しく状況を説明したら、試してみようかと言う。 職員が千円札を入れると正しく動作する。 結局、職員から「言い掛かりを付けられた」というような白い目で見られた。 千円札の識別エラー時の券売機の動作がおかしい。 正しく紙幣を受付けた時の案内音声をエラー時にも出しているから紛らわしいのだ。 正しくは、「紙幣を入れ直して下さい」だ。 勿論そこまでは説明していないが、理解頂くまで30分は掛かりそうな雰囲気だった。 間に合わない。
 長崎からの帰りでは、いつも長崎空港で娘にビードロを買って帰る。 販売場所が分からない。前から、2階の売り場にあったが、見当たらない。 1階の売店に行っても無い。2階に戻って、奥の方に行ったらやっとあった。 菓子類は、1階、2階の中央部、その脇、それから、ビードロがあった奥と4箇所もあります。 長崎の有名にお土産であるビードロが、一番奥にあると言うのは配置ミスとしか言いようが無い。 もっとも、工事中の一時的な配置とは言っていましたが。
 乗り継ぎの関係で多少時間があった。 待合室でANAマイレージの端末を見つけて操作してみた。 クーポンというメニューがあったので、操作してみる。 携帯電話にマイレージ登録しているので、携帯電話を翳すことにより開始する。 全国、九州、関東、東海と各所の選択があるのだが、どこも登録なし。 つまり、メニューはあるが登録されているクーポンはありませんということだ。 気を取り直して、座席の確認を操作する。 改めて携帯を翳せというので翳しても反応が無い。 マイレージポイントの確認を選択しても同じだ。 どうも、最初のクーポンのメニューが完了していないので、携帯電話のデータ読取りが再開できない様な動作だった。 私の診断は、ソフトバグと見るが如何なものかな。
 さて、飛行機に乗ってビックリ。音楽の端子が無いではないか。 いつもANA機に乗るのだが、今日は始めてSNA運行の機体に乗ったのだ。 ANAで購入するのと同じ航路の同じ料金なのだが、SNA運行の機体は貧弱なことが分かった。 安いSNAから購入しないと損することは、当たり前なのだが、何となく釈然としない。 もっとも、私は格安運賃で購入しているので、SNA運賃より安く買っており、損はしていない。 それから、今回初めてSNA運行に乗ったが、心持ちスチュワーデスが若い感じがした。 ちょっと鼻の下が長いオジサンですみません。
 乗っていると、旅先の説明の放送が入った。 「長崎空港の天気は・・・」と???。 東京国際空港の間違いでした。(-o-)
 飛行機が着陸した後の放送でビックリ。 「私事で申し訳ありません・・・」と始まった。 どうも、同僚が花丸退職で最後の乗務だとの事らしい。 「ありがとう」に付ける話なのかなとも思いつつ、良い話をありがとう。
 到着ロビーに着いた頃は昼食時間が過ぎていた。 でも空港には、良い食事があまり無い。高い食事ならいくらでもあるのだが。 京急線に乗ると、横浜まで一直線。仕方なく横浜へ。 京急を降りて、相鉄に乗り換えるのだが、食堂街は相鉄の地下なので、地下道をそのまま食堂街へ。 食事を終えて、改札に向かおうと近くのエスカレータに乗ろうとした。 な何と!、降りしか無いではないか。 少し離れたところにはあるのかもしれない。 しかし、食堂を出て、改札に向かうのに、近くに階段か下りのエスカレータしかないと言うのはおかしい。 エスカレータは、上りに必須で下りはオマケだと思うのだが。どうだろうか?
 もう一つ、京急電車で羽田空港まで往復する時の覚書です。 いつも利用する時は、荷物が多いので、なるべく歩く距離を少なくなる様に工夫している。 横浜駅で、相鉄から京急に乗換える時は、一番後ろとなり、空港直通でと、国内線の上り口の近くに着く。 都合はとても良い。
 長崎からの帰りにも横浜直通が便利と今日まで思っていた。 蒲田で乗り換えるのは、ホームの反対側なのだが、蒲田から座れないので。 ところが、直通は、川崎で前に車両を増結するので、結局は、横浜駅で一番後ろとなり歩く距離が随分と長くなる。 空港直通は、3両ほどを青砥行き等に増結するが、上りも下りも進行方向の後部に接続する。 結果的に、行きと帰りでホームの位置は反対側になるのだ。 重たい荷物を見もって乗る時は、帰りは蒲田乗換えが便利なことが分かった。

【相続の登記申請について】
 他の方も同じだと思いますが、家長の逝去で不動産の移転登記が必要となる。 父の他界に伴い、移転登記が必要となった。 事前に分かっていたので、忌引きの最終日に厚木の法務局に行って概要を聞く所から始めた。
 厚木の法務局では、厚木司法書士会作成のアンチョコを頂き、概要をつかめました。 そうして、申請書案と必要書類を準備し、長崎の法務局に向かいました。
 まずは、厚木と同様に、相談窓口に行ってみてもらいます。 それなりに出来ているとは思っていましたが、やはり何点か修正がありました。 それを1時間ほど掛けて自宅を往復して修正しました。 修正した結果を窓口に提出し、「確認してもらっていないので印紙はまだ張っていません」というと確認を始めてくれた。 確認してもらうと、間違いがあるという。 仕方ないので、その場で手書き修正して申請した。ところが、次の日、法務局から電話があった。 まだ、間違いがあると。慌てて出向いて、修正してヤットコサ申請が完了しました。
 実は、3回も修正した部分に面白いことがあるのだ。 今回申請した土地は、3種類ある。自宅が建つ宅地と家庭菜園をしている雑種地。 それから「公衆用道路」だ。前者2つは、課税されているのだが、公衆用道路は非課税なのだ。 移転登記費用は評価額に比例するのだが、この場合の評価額は、課税評価額なので、当然0円で作成して持っていった。
 長崎法務局の相談窓口では、そこが間違いと指摘した。 「非課税の土地は、隣接する宅地の単価で計算した額となる」というのだ。 そこで聞き間違えて、「隣接する土地は、「宅地」でも「雑種地」でもよいのか」と聞くと「良い」との回答。 公衆用道路が自宅の用地と同じ評価とは考えれないので、「雑種地」の評価額で計算した。 「宅地」と「雑種地」では、3桁も評価額単価に開きがある。 3倍では無い、3桁なのだ。つまり1000倍ほどの開きなのだ。
 そうやって完成(?)させた申請書を窓口に提出した。 そうしたら、担当者が「宅地」だという。 つまり、「公衆用道路」は、隣接する「宅地」で計算しないといけないと。 根拠となる資料まで見せてくれた。勿論、見る必要を感じなかった。 仕方なく、評価額を計算し直しし、訂正した提出した。 やっと提出完了と喜んだ。
 次の日に電話連絡があった。 「申請内容で、公衆用道路の評価額に間違いがある。記載の30%で良い。」というのだ。 相談員に相談し、窓口の担当者の指摘で修正した結果だと説明すると、電話して来た方も恐縮していた。 仕方なく、訂正印を持参し、修正に向かった。 その日担当してくれた職員の方は、とてもよくしてくれました。 可能な訂正は自分で記入してくれるし、関連することは丁寧に教えてくれました。 そうやって、やっと申請が完了した次第です。
 今回の一番の問題点は、公衆用道路というあまり馴染みが無い不動産というのが一番影響したと思います。 しかし、なまじ完成度の高い申請書を作成していくことも問題かと思いました。 最初に相談員が甘くなると、全体としてガタガタになるという具合です。
 なお、ここに記載したエピソードは、職員に対する批判ではありません。 あくまでも起こった事実を報告しているだけです。 職員の方は、善意をもって対応してくれました。感謝しています。