> 稜山泊フォーラム>事件>080913

閑静な住宅地で車の横転事故発生
(事故の処理は、救急車出動、警察の対応は)

 土曜日の朝、いつもの様に6:00頃に目を覚ましたが、寝冷えのせいか、体調がすぐれない。 いつもの通りに起きてすぐの整水(アルカリイオン水)を摂取した後、ソファーでうっつらとしていた。 突然、『パーーン』という音が響いた。如何にも、何かが起きたと思わせる音でした。 パーンというより、ザザーンとかシャーンとかにも似ていました。 後で、どういう音かは解説します。
 自宅の窓から外を覗いてみると、自動車がひっくり返っているでは有りませんか。
森の里で起きた自動車横転事故(1)

 早速、110番通報。すると、119番通報もお願いしますと言う。 上記の写真の通りで、運転手は怪我をしている様子でもないと説明したが、念の為と言う。 警察から電話するよりも早いとも言われた。 意味は良く分からないが、確かに横転事故だから、何も無いという事は考えにくい。 素直に応じて、119番通報で救急車を要請。 自宅からの遠景で通報したというと、細かい事を聞かずに、迅速に対応してくれた。
 現場は、事故が起き易い下り坂のカーブの真ん中。 もう少し、詳しく説明します。森の里を知らない方は、施設名とGooなどの地図を合わせて見て下さい。 森の里小学校から森の里中学校に向かう道があります。 中学校前は直線ですが、その直線が終わる地点が下り始めて、右に曲がっています。その右に曲がり始めた場所です。 曲がり始めた地点が交差点になっていて、左に曲がると5丁目、右に曲がると4丁目に向かいます。 その交差点を直進して10m程過ぎた地点です。
 早速、当家の車に積んでいる反射板を抱えて現場に急行した。 まずは、横転した車の状況を見て頂こう。
森の里で起きた自動車横転事故(近景)(2)  森の里で起きた自動車横転事故(フェンダーの状況)(3) 
森の里で起きた自動車横転事故(フロントの状況)(4)  森の里で起きた自動車横転事故(辿ったコース)(5) 

 写真は、クリックすると全画面で表示します。 見た後は、ブラウザの「戻る」で戻ってください。
 事故の特徴は、車の左前のフェンダー付近が捲れていること。 それから、フロントグリルの真ん中が電柱にぶつかった様に凹んでいることです。 右下の写真(5)で見て頂くと、大体の事故の状況が分かります。
 最初、縁石か標識の支柱にフェンダーをぶつけて、フェンダーが捲れた様です。 そのまま突っ込んで、街路樹に正面衝突し、惰性で車両の後部が持ち上がり、一番前を支点にデングリ返りをした様です。 次の2枚の写真を見て下さい。
森の里で起きた自動車横転事故(街路樹も木っ端微塵)(6)  森の里で起きた自動車横転事故(惨状を知らせる写真)(7) 

 左側の写真(6)では、衝突した街路樹の枝が飛び散っている様子が分かります。 この街路樹の根っこは、上の写真(2)の左側に小さく写っています。 根っこから引き抜かれたことがよく分かります。
 左側の写真(7)は、状況を良く示している写真と思いました。 道路のしみは、液体ではありません。砕けたガラスなのです。 その直ぐ上に後部座席の直ぐ後の小窓があります。 小窓のガラスが、砕けたのですが、その姿を残したまま路面に落ちた様なのです。 つまり、自動車は、真っ逆さまに落ちていき、ドスンと落ちた衝撃でガラスが割れて、そのまま路面に真っ直ぐ落ちたのです。 勿論、推測で言っていますが、多分当っているでしょう。
 次に、最初に説明した音についての推測を言います。 上記の状況からお分かりかと思います。音が出る要素が幾つかあります。 まず、縁石か支柱にフェンダーを擦って、フェンダーが捲れる音。「ザゥァー」という感じでしょうか。 次に、車が街路樹に正面衝突する音。これは、一般に「ドスン」と表現されるかも知れません。 しかし、反動で動く樹木への衝突の音、街路樹の根っこが抜ける音が重なります。私は、「ズゴッ」と表現したい。 次が、街路樹の砕ける音と、枝が飛ばされて風を切る音。私は、「グシャーッ」という感じを想像する。 最後に浮き上がった車両が地面に落ちる音。これもドスンが一般的かも知れません。 天井の鉄板が地面に衝突する音、鉄板が湾曲する音を考えると私は、「ジョン」と表現してみた。 「ザゥァー」「ズゴッ」「グシャーッ」「ジョン」と並ぶと、何とも表現できません。 さらに、早朝の静かな中です。周囲の山々でこだまする音も聞こえました。 何とも、非現実的な音の原因が少しは分かったかと思います。

 次に時間関係を説明します。写真の撮影時刻から全体を再構成した時間関係です。

6:54 横転事故発生
6:56 最初の写真(1)を撮影
6:57 110番通報
6:58 119番通報
7:08頃 救急車到着
7:20頃 救急車が運転手を乗せて出発
7:35頃 パトカーが到着
7:41 警察の事故処理車が到着

 ここで着目して欲しいのが、警察の到着時刻です。 救急車は、通報を受けて約10分で到着しています。 ところが、パトカーは、通報から約38分経ってから到着しています。 私は、5:57の110番通報の時点で、「現場はカーブで車がはみ出して危険」と伝えています。 にも関わらず、そんなに掛かっているのです。いい迷惑は私でした。 危険を察知した私は、反射板を持参し、現場手前に置きました。 連鎖事故を避ける為です。置いた場所は、上の写真(3)の右上の赤丸印の場所です。 拡大写真で見ると分かると思います。 そうなんです。警察の到着までは、この反射板を撤去できずに、私は帰れなかったのです。 さらに、到着した警察官は、安全処置を取りません。 私の指摘で、パトカーを私が反射板を置いた場所に移動して初めて、私は解放されたのです。
 警察官の方に遅い理由を聞きました。 現場での話しなので、詳しくは追求しませんでしたが、良く分からない回答でした。 到着したパトカーは、東名インターのところから出動したと言っていました。 遅くなった理由は、「救急ではないので」と言うのです。 横転事故が起きて、救急車を呼んでいるのに、救急では無いというのです。 それ以上追求していないので、推測ではものを言いませんが、不可解な説明でした。

 もう一つ情報があります。多分、運転手が事情聴取を受けていれば、明確になっているでしょう。 事故が起きる直前に、事故車と対向する車両が猛スピードで走っていた様なのです。 家内がその音を聞いています。横転の音を聞いて、てっきりその自動車が事故を起こしたと思った様です。 ここからは、全くの推測ですが、その対抗車両が猛スピードで中央線をはみ出したらどうなるでしょうか。 そうです。横転した車両は、その対向車を避ける為に左側にはみ出して横転事故となったのかも知れません。 推測の域を超えませんが、可能性としては現実的かも知れません。

 もう一つ、重要に内容があります。一連の中で一番重要かも知れません。 それは、今回の事故現場は、事故多発地域なのです。 近くに住んでいる友人達が話していました。 「ここは、良く事故が起きるんだ。しかも、事故を起こした人が、警察に通報せずに自分で処理するケースもある。 だから、警察の実態を掴んでいないと思われる。」というのだ。 私も、今掲載を準備している昨年11月8日頃の事故も、もう少し下の場所で起きている。 その少し前には、横転はしませんでしたが、夜に同じ様に路肩に乗り上げる事故を見ています。 この機会に、当局に改善を提案しようかな。

著作権とリンクについて個人情報とセキュリティについて /All Rights Reserved,Copyright Ryozanpaku Forum 2006-